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ライザが胃捻転になってしまいました!(2016.03.08) [ライザの日常シリーズ]


ライザが胃捻転になってしまいました。

12041608.jpg

 3月6日(日)夜7時30分頃、ライザが急に吐きそうな仕草をし出
したのですが何ももどせず、気持ち悪そうに庭をフラフラと歩き回る
ようになりました。
 7時頃に与えた夕食を喉に詰まらせたのかと思い、腰の介助帯で支え
ながら暫く庭を歩き回ったのですが、何度か吐くそぶりはするのです
が何も出せませんでした。
 痛がるわけでもなく、ただ何か吐き出したそうに庭を歩き回るだけ
なのですが、具合の悪さが通常と違うように感じ、もしや・・・・
「胃捻転」といやな思いが浮かびました。

 「かか」にネットで症状を調べてもらうと、類似の症状が載っており
ました。「まずい!」仲間のシェパードが何頭かこの病気で・・・・、
すぐに行き付けの病院に電話をしたのですが日曜日のしかも夜、留守電
で「伝言を」とのメッセージ。
 本当に胃捻転ならば一刻も猶予がないと思い、365日・24時間対
応の「VCJ動物医療センター」という動物病院が静岡県の御殿場に年末
に開業したことを思いだし、一度も行ったことはないのですが、電話を
して見てくれるかどうかを確認。
 すぐ連れてくるようにとのことで、8時前には車に乗せて向かいまし
た。車中では、胃捻転でないようにと念じていました。

 病院に到着し、すぐに待機していてくださった先生や看護師の方が手
際よく血液・レントゲンなどの各種検査や診察をしてくださいました。
 結果が出るまで待合室で待つこと30~40分、どうか急性の消化不
良か何かであればと願っていました。

 面談室に呼ばれ、胃が完全に捻れてしまっていること、この状態だと
他の臓器にも影響が出ている可能性があること、手術以外に助かる方法
はないことを告げられました。
 また、緊急に対処しなければならないのが胃のガスを抜くことで、こ
のため挿管したが完全に捻れているため食道からは通らず、脇腹から直
接胃に穴を開ける別の手術が必要なこと、さらに、ガスを抜く挿管の手
術は今夜できるが、開腹して胃を元に戻し腹筋に固定する手術は外科の
専門医が行うので明日早朝になること、胃捻転は脾臓の壊死を伴う場合
が多いため、手術の際に執刀医の判断で切除することがある旨告げら、
どうするか判断を求められました。
 看護師さんから必要な処置と手術にかかる費用説明があり、よければ
確認書にサインをと言われました。
 その書類の合計金額欄を見ると、「え!・・・・・・・・」という金
額でしたが、ライザの命のため、サインをして自宅で結果を待つことに。

 家に帰り、11時頃に電話があり、胃の挿管手術はうまくいき、ガス
が抜け一つの山は超したとの連絡、後は明日手術後に結果を知らせると
のことでした。
 翌日、昼過ぎに電話があり手術は無事終わったこと、麻酔も順調に覚
めつつあること、また、発見が早かったので他の臓器への影響は割と少
なく、脾臓も摘出しなくてすんだことなどを連絡していただきました。

 当初予定ですと3日間の入院の予定だったのですが、なんと手術当日
の3時過ぎに執刀医から再度電話があり
「あの声、聞こえますか。(あ、ライザの要求吠えと、鼻泣きの声!)
麻酔から順調に覚めて術後は順調なのですが、家に帰りたがって騒いで
います。今日、迎えに来られますか?」(執刀医)
「え??今日退院できるのですか?大丈夫なのでしょうか?」(とと)
「大丈夫です。このまま入院していても騒ぎ続けて、却って体によくな
いと思います。」(執刀医)
「わかりました、では、これからすぐに迎えに行きます。」(とと)
 ということで、ライザは急遽退院して家に帰ってきました。

 しかし、2回の手術を受けた当日です。傷口は思っていた以上に大き
く、手術跡も痛々しげです。当然痛がり、鳴きます。
 いったん夜の9時頃には疲れ果てて眠ったのですが、夜中の12時頃
に痛みで目が覚め、明け方の4時頃まで泣いていました。
 可哀想なので、もう少し強い痛み止めはないのか夜中の3時近くでし
たが病院に電話をしたところ、夜中なのにとても丁寧に話を聞いていた
だきました。しかし、
「現在痛み止めとして貼っている薬はがん患者にも使う強力なモルヒネ
成分の薬で、これ以上強力な鎮痛薬はありません。痛みは今がピークの
はずなので、今夜はライザのそばに居てあげて安心させるとともに優し
く撫でるなどで元気づけてやってください。」
との指示をいただきました。
 痛みの波が来ると、その痛みの大きさに合わせて「ピー、ピー」と無
くライザを元気づけるのはつらかったです。
 でも、痛みのピークが過ぎたのか、泣き疲れたのか、明け方の4時過
ぎにはなんとか眠ってくれました。

 このまま順調ならば9日昼頃までは絶食で、それ以降流動食から徐々
に普通食へと回復治療をしていく予定です。
 抜糸までは2週間、普通食に戻るまでは3~5週間はかかると思いま
す。手術のために全身の毛の3/1は毛刈りされていて、これが戻るに
は優に半年以上はかかると思います。
 せっかく椎対炎を押さえ込み、後遺症のリハビリをしている最中なの
に、何度も痛い思いやつらい思いをして、可哀想なライザです。

 現在のライザはブログに写真を載せられるらような状態ではありませ
ん。体のあちこちは毛が無く、傷跡は大きく、何カ所も点滴や注射の後、
消毒の後、まさに満身創痍といった感じです。
 それで今回のブログの写真は以前の物を載せています。  
0富士とライザ.JPG

 でも、近いうちに、元気になったライザの報告と写真を載せられるよ
う、腰と下肢のリハビリをしながら、胃捻転の病後快復を頑張ります。
 待っていたください。

 


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コメント 12

回復を祈っています。

びっくりしています。そして、一日も早い回復を、本当に本当に心から祈っています。ライザも、とと様もかか様も、ファルマも、頑張ってください。東
by 回復を祈っています。 (2016-03-08 22:31) 

なび姉

びっくりしました。
もちろん待っていますよ。
介護も大変でしょうが、ライザちゃん応援してます。

空からもなびを応援に行かせます。
頑張ってください。としか。。
by なび姉 (2016-03-09 13:11) 

ゆか

びっくりしています。
でも無事に手術が終わって、本当に良かったです。
ライザちゃん、しんどい思いをいっぱいしたけど、あともう少し頑張って、早く体力と毛を回復して、また元気に遊べますように。
by ゆか (2016-03-09 23:21) 

liza

>>東さんへ
ありがとうございます。
だいぶ落ち着いてきました。痛みで泣かなくなりましたが、お腹がすいたと泣くようになりました。胃腸の調子もだいぶ回復してきたようです。元気になりましたら、また遊びに来て下さい。
by liza (2016-03-10 11:35) 

liza

>>なび姉さんへ
応援、ありがとうございます。
昨日から少量ずつ療養食を食べています。傷は痛々しいですが、痛みはだいぶとれたようです.
今年は何も起こらないで欲しいと思っていたのにまさかの胃捻転でした。早食いファルマもこれからは気をつけて食事は1日3回にすることにしました。
by liza (2016-03-10 11:45) 

liza

>>ゆかさんへ
昨日から少量の療養食を食べています。痛みもだいぶとれたようです。
突然おそってくる胃捻転、本当に怖かったです。短い時間で異変に気がつかなければ助からない病気です。
日頃から、食事の前後には運動をさせないとか、早食いさせないとか、消化に悪い物はなるべく食べさせないとか気をつけていましたが、起こってしまいました。高齢になるとハイリスクになるそうですが、今回は何が原因かはっきりと分かりません。いろいろな予防をしていても発症したワンコもいるそうです。言えるのは、大型犬に多いと言うことだと思います。
食後1時間から4時間位の間で、だいだい夜間に発症することが多いそうです。
今回の事で、夜間でも対応できる動物病院を知っておく事が重要だと痛感しました。
by liza (2016-03-10 12:26) 

mimipi-n

大変でしたね、、。でも助かって本当に良かったです!胃捻転は時間との戦いなので、夜中や休診日だと焦ってしまいます。
読ませて頂きながら、ドキドキしてしまいました。
早く回復して、元気になるようお祈りしています。
by mimipi-n (2016-03-13 09:48) 

liza

>>mimipi-nさんへ
ありがとうございます。
ライザ、食欲もあり元気です。あとは抜糸を待つばかりです。
アレックスちゃんは異腹壁固定術をやったんですよね。これと言う予防策がない病気(事故)なので正解だと思います。大型犬が少ない日本では、この手術ができない動物病院も多いそうです。

by liza (2016-03-14 11:37) 

Kiki

お久しぶりです。 お友達からライザちゃんのことを伺いびっくりしました! でも、無事に手術が終わって何よりです。 順調に回復してることをお祈りしています。 読んでいて、約3年前のバンの胃捻転の記憶がよみがえってきて、うるうるしてしまいましたが、バンもライザちゃんも、近くに病院があって本当にラッキーでしたね。 それにしても、胃捻転で当日に退院するとは、ライザちゃんすご~い。 そこ、一番びっくりしてしまいました~
by Kiki (2016-03-17 09:09) 

liza

>>Kikiさんへ
そうなんです。まさかの胃捻転でした。バンちゃんの時も救急病院にすぐに駆けつけたと聞いていたので、うちでもかかりつけ医に留守電を入れて返事を待つより救急病院に行ったほうが早いと思い症状を電話で言ってすぐに出かけました。病院も準備をしていてくれて処置が早くできました。手術当日に退院させたのは、ライザの症状が良いのと先生自身、処置に自信があったからかもしれません。
これからは、早食いのファルマに気を付けなくては…
by liza (2016-03-18 15:00) 

naoco

ほんとうに、まさか!という感じだったのではとお察しします。
無事に帰宅された、というのは聞いたうえで読んだのですが、それでもドキドキしてしまいました。
本当に本当によかったです。
その後いかがですか?
引き続きどうぞお大事にしてくださいね。
リハビリも、がんばってね。

by naoco (2016-03-30 19:02) 

liza

>>naocoさんへ
ありがとうございます。
ライザ、抜糸も済んで元気です。足腰も少しずつしっかりしきて、
少しなら走れる様になってきました。ファルマを追いかけるのが良い運動になっています。まだまだライザには頑張ってもらうつもりです。

by liza (2016-04-02 15:03) 

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